外付けHDDとは、外部ストレージとして利用されるハードディスクのことです。多くのデータを保存する方法のひとつとしては外部ストレージの利用があり、なかでも外付けHDDは容量の多さと安価であることから重宝されています。


外部ストレージデバイスは非常に人気がありますが、その脆さについては意外に認識されていません。外付けHDDには扱いなどによってトラブル・障害が発生することがあり、場合によってはデータ復元しなければいけない事態に陥ることもあります。
外付けHDDでのトラブル・障害事例
外付けHDDでは、内蔵のハードディスク同様さまざまなトラブル・障害が発生します。データ復元の成功率を高めるためには、トラブル・障害についても知っておくべきです。外付けHDDでのトラブル・障害の一例には、次のようなものがあります。
1・磁気ヘッドの異常
ハードディスクには、磁気ヘッドというディスクにデータを書き込むためのパーツがあります。これに振動や衝撃、経年劣化などによって不具合が発生すると、ディスクが読み込めなくなります。ハードディスクから「カタカタ」といった異音が発生している場合、多くの場合で磁気ヘッドに異常が発生しています。磁気ヘッドの異常の場合は、Bitwar Data Recoveryソフトを使ってデータ復元をすることができません。
2・論理的な障害
ハードディスクには、通信やキャッシュ管理、ヘッドの移動など全体の動きを制御するためのソフトウェアであるファームウェアが組み込まれています。このファームウェアの読み取りに失敗、あるいはデータが破損した場合、ハードディスクが動作しなくなったり正常に認識されなくなったりします。また、ハードディスクにはセクタというデータの最小単位があり、正常に読み書きできないセクタが検出されると他のセクタに自動的に置き換えられます。この置き換えが行なわれず、読み取りできなくなるリードエラー障害もよく知られています。
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